oboe-gaki

物忘れが多い人の覚書

オクトエキスパンションを完走した話(感想文が多めの考察)

※以下ブログはネタバレを含む記事となっています。未クリアの方は注意してください。

 

 

オクトエキスパンションが配信され約1週間、ようやく完走しました。

いや、もっと早くに完走する予定だったんですけど、私のクソエイム力と元気な地層に逆らえずなんだかんだで1週間かかってしまいました。元気な地層、頼むからこのまま安らかに眠っていて欲しいです、、、、。(物量が多く家が地獄になった人間)

 

オクトが出る前から公式トレーラーやツイート等を元に考察もとい色々と妄想をしていましたが、まあことごとく外れるもんですね。ワハハ。少しの情報量からわずかな勘とどれだけ妄想を膨らませれるか、ということをやってましたが、まあ、それもひとつの楽しみだということで。ちなみに以前書いていた記事はこれです。

at44min.hatenablog.com

 

とまあ完走したのでとりあえず書きたいことがいっぱいあるんですけど、ただ文章をだらだら書いていても自分がまとめきれないし、わけわかんなくなりそうなのでいくつかの項目にわけたいと思います。

*世界観とオクトストーリー考察もとい妄想(感想文)

*dedf1shの音楽

*ゲーム性能面

*その他まとめ

一応ゲームをしながらスクショも撮ったりしてたんですが、貼るのが面倒くさいのと重要な部分はほぼほぼ撮ってねえなということに気付き画像はほぼ貼りません。多分、、。また、やりながらノートを取るのを忘れていたため、完全に記憶を頼りにしています。ので、なんか微妙に解釈が違ってたりしたらすみません、、、、。まあいいや。

 

 

*世界観とオクトストーリー考察もとい妄想(感想文)

 

まず最初にステージや登場人物などの小ネタなどをまとめたかったのですが、こちらの記事で既にまとめられてたので省略します。(え?)

www.inside-games.jp

私の世代や更にその上の世代が懐かしい〜!と思える浮遊物たちや今や死語とも言えるステージ名の数々。個人的には手芸が好きなのでリリアンが出てきたのはちょっと感動しました。あとファミコンとブラウン管TVを繋ぐケーブル、、、。ケーブルをほじくり、配線剥き出しのケーブルを変換機?に接続したのは妙にわくわくしたのを覚えています。

ステージ名で印象に残っているのはバスエースナッ区。場末のスナックって。ステージ名に関しては元ネタ全部書いたろ!と意気込んでいましたがもう面倒くさいのでやめます(出た)

 

オクトが発売される前は90年代の世界観がベースになったのかなと思いましたが、90年代に限らず80〜00年代くらいまでのものが出てきていました。むしろ80年代のものの方が多い気がします。これに関してはまあ単純にタコの8とかけているのと初代ファミコンが出たのが80年代ということ。

そもそもswicthは据え置き型でも携帯型でもなくどちらでも使える、全くの新しいハード機器というコンセプトのもと開発されたと記憶しています。switchというゲーム機が任天堂の革命機だということ、またスプラが任天堂を代表する新しい顔だというメッセージ性が含まれているのではないのかなと思いました。日本版だけでなくアメリカ版のゲーム機が出てくるのもいいですね。こういう演出がニクくて大好きです。

 

小ネタついでに上記ブログには記載されていなかったもので言うとアタリメのラップ。

ゲーム内でアタリメに話しかけるとラップを披露してくれるんですが、そのアタリメラップの元ネタが完全にdragon ashのgrateful daysとスチャ電気の聖☆おじさんをネタにしていて笑いました。

 

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聖☆おじさんに関しては他のレパートリーもあったのを確認しました。絶対開発者の中に90年代ヒップホップ好きな奴おるやろ。

これは個人的な要望ですけどこれから新しい魚介バンドが出るなら渋谷系のシンガーソングライターを意識したものが出てきてくれると嬉しいな、オザケンとか小山田系列の、、、。

 

とまあ小ネタに関してはひとまずこれで置いといてゲームストーリーについて。

ゲームをクリアしていくうちにメインストーリーが明らかになっていくのはもちろんですが、テンタクルズがチャットを介して2人の過去や結成秘話などが明らかになっていきます。メインストーリーの解釈がくそ長くなりそうなので先にこっちのチャット内についての個人的な感想文を書こうかと。明かされたこと全てに突っ込んでいきたいんですが、もの凄い量になりそうなので個人的に気になったものを記載。

 

まずテキストチャットというインターネット黎明期のタマモノを持ってきたのに震えました。2フレームのデザイン、○○さんが入室、退室のアナウンス、画像表示の表現、アタリメのhankakusikautenaiという発言やイイダのAFK、、、。懐かしすぎて涙が出た。世界観としても古いもの(チャットというツール)と新しいもの(namaco端末で空間投影)を融合しているところにセンスを感じます。

チャット内のストーリーとしてはイイダがチャレンジをアシストしますよ〜から始まり何気ない会話から2人の出会いや過去、イイダの正体などが明かされていきます。(アタリメの過去もでてきましたねそういえば、、、)

結成秘話が明かされることはオクトが発売される前から公式で発表されており、正直もう少し掘り下げた部分が出るのかなと思いましたが以外とあっさりしていました。まあイイダがタコなのはわかりきっていたし、それから掘り下げるとなるとこのチャット内では情報量が多くなりすぎて無理なのかな、、、と。

ただ過去の写真や音源をのせてくるあたりスプラトゥーンの世界観が大好きな層にはたまらん演出だったと思います。

 

 

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特にこの写真、ロブがひっそり写り込んでるんですよね。

何故にロブ?と思いアートワークを見てたら「小さくてかわいい彼女が欲しい」、、、、オメエ。オメーーーーーッッッ!!!!!

こういう小ネタはさんでくるの本当に考察厨というか妄想おたくとしては嬉しい。

ロブに関しては、スプラ2が発売される前に公式ツイッターで発表されていたシオカラ小説にもでてきます。(現在は以下のページでまとめられている様子)

www.nintendo.co.jp

人物設定(エビ設定?)としても人当たりが良い、と記載されているので色んな魚介類たちと接点があるのかなと思いました。

ロブの話が出てきたのでついでに話しておくと、ヒーローモードでクリアした後エンドロールが始まる前にハイカラスクエアに戻されて、ハイカラニュース内でナマズが戻ってきたやらアオリちゃんが帰ってきたやらニュースしてくれるじゃないですか。そんであさってcolorをリクエストをしてエンドロールへ、、、という流れなんですけど、その曲をリクエストしたPNあげたてBOYくん。つまりロブ。

この演出がメチャクチャ好きで別アカでもっかいヒーローモードしたろかなと思ったくらい好きなんですけど誰かわかる人おらんか?いやあのシオカラーズとロブの関係性が、、、、って全然話変わってきたんでもうやめます。わかる人間いたら魂のハイタッチしてくれ。

 

あとはヒメが以前組んでたバンドの音源がゴリゴリのハードコアで本当に笑った。ハイカライブのモーションからミクスチャー育ちかな?と思ってたんですけどそれに近しいものを感じ、そういったところもきちんと反映されているのが嬉しかった。

ファイル名がお前ら跪けっていうのも笑ったし、ライブ音源だったのでハウリング音やしゃべり声までもきちんと収録されていることがぬかりねえなあ!と思いました。

このヒメのバンド、もしかしたら今現在は他のバンドで活躍してるとかないよねェ!!??!あったらいいな。

 

 

 

メインストーリーだけでなくこういったところでサイドストーリーが繰り広げられるのは、鬼畜ゲームの気休めになっていいなと思いました、、、。

 

 

よし、いい加減メインストーリーについて書いていきます。

結論から言うと、このゲームクリアしても一切確信に触れていません。

いや、違うな。話の流れとしては成立しているんだけど、なぜ実験施設が出来たのか、なぜ記憶が消されているのか、そういった根本的な部分は明かされませんでした。

 

ということでざっくりと終盤のタルタル総帥の話と過去のミステリーファイルから施設の目的や過去のこと、4つのアレやネリメモリーなどを考察してみました。

一応、時系列順にまとめてるつもりなんですが、箇条書きでもわかりにくいこの有様なので伝われ!!!!!!!!という感情以外ないです。

 

そもそもタルタル総帥はニンゲンが作った人工知能

人工知能が争いを繰り返すニンゲンどもに呆れ果て人為的に海面上昇。

それにいち早く気付いたジャッジ君の飼い主は学会で危機を叫ぶも誰も聞く耳を持たず。最後の希望としてジャッジ君をコールドスリープさせる。

その後計画通りニンゲンを壊滅させる。

新しい生物を作るためネル社という施設を作り、12000年前から情報を収集する。

ネル社が全て地下鉄で繋がっているバカでかい施設なのは12000年の間、徐々に施設を増設をし、各駅で別の実験を行っているという設定?

その間にインクリング、オクタリアンが誕生。しかし産み出したインクリング、オクタリアンも争いをやめない。

この時他の生物も誕生し(ナマコ車掌やグソクさんなどの祖先)独自の成長をする。

仕方なく新しいカンペキな生物を作ろうと真面目で聞き分けがよく、母体があればいくらでも再生出来るという利点を活かしオクタリアンを実験体にすることにし、タコツボバレー、タコツボキャニオンにていくつかの実験体の8号を含むタコを実験施設送りにする。

オクタリアンもとい8号はタコツボバレーにて3号とタコワサ将軍との戦いを見ておりシオカラ節を聞いてしまっていたためシオカラ節のグルーヴが宿っていた。(しかしそれが一体何なのかインクリングがいない為わからない)

新種の生物を誕生させるため、インクリングの中でも長生きしているアタリメを何かの役に立つかと思い誘拐、それを見た3号が追跡。オクトの公式PVで物陰に隠れている3号がいるのはタイミングを見計らっているのと施設の謎を解明するため8号を見張っていたのではないかと。(スプラ2ミステリーファイルで描かれているアタリメの手紙に地下鉄の切符が同封されていることから既にこの現場にはいた模様。3号と遠征、というのはシオカラーズを心配させない為?)アタリメは使い物にならなかったのでとりあえず放置。

8号もといオクタリアンを改造し「新種オクタリアン」が完成しかけた頃、施設が老朽化により破損、実験は失敗。

その際に8号の記憶の断片として出来たネリメモリ—が各駅に散らばる。

ここでネリメモリーは8号自身の記憶の断片のため、自身でないと集められないということを仮定。またネリメモリーが無い以上新種のオクタリアンは完成しない。それを知ったタルタル総帥もといデンワが8号やナマコ車掌を利用しネリメモリーを集めさせる。

ついでに各駅に封印していた4つのアレは混ぜ合わせるものに必要な機械であり見つかるとヤバいので約束の地に行ける、ということを匂わせ8号についでにとってきてもらう。

しかしながらテンタクルズや3号、アタリメ等の邪魔が入ってしまい失敗。新種オクタリアンの8号にも余計な知識が入ってしまい新種の生物として失敗。やはり自分を作ったニンゲン(というか博士)が偉大ということに気付き最終兵器のネルス像を稼働させ壊滅させようとする。

ネルス像を用いても失敗に終わり、ネル社は破綻。しかし独自の進化を遂げた生物達により鉄道や駅構内は稼働し続ける。

 

、、、、というのが自身の解釈です。

なかなかに長かったし書きながらここは?という矛盾点が入りその都度書き直したりしてたんですけど、書き終わっても尚やや矛盾があるような気が、、、、。

とりあえずは確信に至って無い以上、個人の妄想を膨らませるしかないのと、あえて確信に触れていないのは、世界を塗り替えろとCMで散々言っていたスプラトゥーンの世界観からかなと思いました。つまりこの世界は全て自分で塗り替えることが出来る(解釈することが出来る)ということではないのかと、、、、、無理くりすぎる?

あとちょっと気になってたのがイイダがチャット内で次元が違う、と言っていたこと。

この施設自体がパラレルワールドのような世界線でなりたっているとしたら、最後のタルタル総帥とのバトルでは練り返された世界(チャレンジ失敗した時)も見られるし、ゲームもやり直し可能になっているのではと思いました。

そうなると無茶苦茶な解釈でもパラレルワールドだから!という一言で済まされるような気がすることもなきにしもあらず、、、。夢オチやパラレルワールドってそういった意味では無限に夢が広がる一方、投げ捨てることも出来るので物語としてはあまり好きじゃないです。

 

*dedf1shの音楽

 

ちょっと上の項目を書くのにもう5時間以上つかってしまって(遅筆〜〜!!!!!)だいぶ疲れてきたので駆け足で。

デッドフィッシュのサウンド面に関してはサントラが出てから詳しく書こうかなと思ったのでとりあえずさわりだけ。

 最初に発表された時に思ったのは元ネタがdeadmou5ということ。

ツイッターでも散々言ってたんですけど、オクタリアンの音源って元ネタがはっきりしてるけどイカの音楽ってあんまりはっきりしないんですよね。

またオクタリアン音楽、OCTOTOOLがクラフトワークYMOという元祖テクノとされるアーティストをネタにしているのに対し、deadmou5という現在のEDMを牽引しているアーティストをネタにしていることになるほどな〜と勝手に納得しました。

デッドフィッシュの設定として「理想の音楽を求め」「施設内に踏み入り」「消毒された」とあります。もしかしたらこの施設、オクタリアン側からすると桃源郷のような形で紹介されているのかもしれないなとも思いました。

サウンド面に関してはこれまた幅広く、ドラムンベースやチル、ブレイクビーツなど様々。ステージによって音のジャンルが変わるのが個人的には◎。

あと一番震えたのはsplattack!がリミックスで流れたこと。前作でも散々リミックスされてましたが、このミックスが一番格好良い。はよサントラ欲しい、、。

ステージクリア後、施設の核心部潜入するステージで敵に見つかるとサウンドが変わるのも個人的にはゾクゾクしました。

またサントラが発売されたら詳しく感想文を書こうと思います。

どうでもいいですけど、使用機材がTR-808ってことないですよね?そこまでタコとかけてないよね?DTMオタクの意見、お待ちしております。

 

 

*ゲーム性能面

 

ゲーム性能面に関してはクソエイムガバエイム万年A〜Bランクの私からすればただただ「難しい」の一言しかないんですよね。

しかし、その難しさ鬼畜さは小学生の頃に涙目になりながらクリアしたゲームを彷彿とさせたのでただ単純に難易度が高いのも満足感としていいのかな、と思いました。

特にメインストーリークリア後、心の中の3号との死闘はホンッッッッッッッッッッッットに厄介でした。正直3号の顔も見たくなくなったし、私の心の中の3号ちゃんはこんな強くねえよバーーーーーーーカ!!!!!!!!!!!と荒れました。ハハ。

あと難易度をあげている理由として思ったこととしては、キッズが出来ない!となったときに親が代わりにクリアすることでスプラトゥーンという共通点を持たせること、また上記に書いてるように浮遊物が親世代には懐かしいと感じるものがあるため、そこから会話が生まれたりすんのかなあ〜なんて勝手に想像しちゃいました。

それだけです、、、あとエイトボールお前は許さんからな。

 

 

*まとめ

 

正直タコを主人公にしたサイドストーリーが出る、と聞いたときあまりいい思いはしませんでした。なぜならスプラトゥーンという世界観はイカたちの観点から見る世界なんだとばかり思っていたし、イカをないがしろにしてどうするんだ?と。

なんていうんだろう、乙女ゲで新キャラが出てきて昔から好きだったキャラクターが埋もれていく、、、あのモヤっとした感情と似ています。

しかしそこはやっぱり大手の任天堂。そのモヤッとした感じも覆す程の満足感を与えてくれました。タコの物語だと見せかけておきながら、結局はスプラトゥーンという世界観で消化してくれていたからだと思います。

 

上記でも触れている通り、確信に至らなかったのは半分残念、半分妄想が捗るなという印象なので正直クリア後は若干肩すかし感はあったもののこれからのアップデートや新作に期待、ということにしたいです。

なんか書く設問がなかったのでここに書いておきますが、ヒメがメガホンレーザーを使ってたところがホントかわいすぎたのと逞しすぎたのとでもう涙がボロボロでました(なんで?)

あと金貸してくれるヒメが勇ましすぎて更に大好きになりました!(大声)

 

他にもなんか書くことあった気がするけどもう疲れたのと忘れたので思い出したら追記します(諦め顔)